停電の夜に、っていうタイトルの小説を読んだことがありましたが、内容は忘れてしまいました。
小説だけど詩のような印象を受けたイメージが残っています。
たしか本のピュリッツアー賞を獲得した本だったと思う。作者はジュンパ・ラヒリ。
本はさておき、停電がおきた。
連日の夏日で、電気会社の許容量を超えたのだろう。
家にいても暑いので、とりあえず犬の散歩に。
隣人は主人と子供が凧揚げをしている。
散歩から帰ると時間は夕方の飯どき。部屋は暗く、夕食も作れない状況だったので、
車で近所のハングリー・ジャック(バーガー・キングがオーストラリアでは別名になっています。)へ買いに出かけた。
10分ほど離れたところにあるのだが、駐車場に入って店を見たら、停電で真っ暗だった。
すぐにあきらめ、更に遠いところまで出てみることにした。
15分ほど更に走るも、信号すら機能しておらず、交差点では他の車の隙をみての譲り合い。
辺り一帯広範囲で停電が起こっている事がわかり、危ないので家に帰ることに。
家に一本だけあった唯一のローソクに火をつける。
コンロで鍋に湯を沸かし、カップラーメンをすする。
カップラーメンはシンガポール製で、イラストには漢字で肉と辛が読み取れる。
ローソクの仄かな明かりでは、何を口に運んでいるのかわからない。
間違いなくわかるのは、たまに唐辛子を食べてしまっていること。
汗をかいているのが、暑いからなのか辛いからなのかわけがわからない。
汗をぬぐっていると、開け放した裏口から隣人の歓喜の叫びが。
同時に、機械的なピーというエアコンの稼動音とともに、部屋が明るくなった。
復旧までかかった時間、4時間ほど。




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